カスピ海ヨーグルトは、22℃がベスト温度。ヨーグルトメーカーは、40℃が基本温度なので、むしろ室温が推奨されるカスピ海ヨーグルト。正常に継ぎ足していけば、クレモリス菌とグルコノバクタ―菌という菌たちが正常に繁殖し、雑菌は増えにくくなるそうです。本場コーカサス地方では、ずっと受け継がれていくもので、雑菌対策さえすれば、コスパ最強のヨーグルトになってくれる代物!節約の強い味方です!
でもカスピ海ヨーグルトの作り方を調べると、作り方や待ち時間がまちまち。
どれで作ったら良いのか、カスピ海ヨーグルトを日本に持ち帰った家森幸男さんの正しい作り方(本来は育て方というようです)を本で調べたので、ご紹介します。
【作り方(育て方)】
カスピ海ヨーグルト1に対し、牛乳10の割合が基本。
牛乳1Lに対し、大さじ5~6杯。牛乳500㎖なら大さじ2~3杯。
入れたらスプーンでよくかき混ぜて、フタを少しずらして、常温でほっておく。
夏場は約5~6時間。気温によって左右されますが、20時間以内にはできます。
軽くゆすってトロミが確認できたら、スプーンで全体を混ぜ、冷蔵庫で保存。
とても大事な注意点!
この時入れるカスピ海ヨーグルトは、多すぎても少なすぎても、うまく発酵は進まないそう。そして容器や混ぜるスプーンは、清潔なものを使うこと!室温で発酵させるため、雑菌が混入しやすく、配慮が必要です。
上の作り方で、我が家でもカスピ海ヨーグルトを作っています。
といっても、上記の通りにはしていません;
とてもズボラなので、気を付けるところは気を付けて、あとは結果オーライ!さぼれる手順はサボります!あくまで自己流が入っているのでご参考までに。
- ガラス瓶にお湯を入れて、全体にいきわたるよう、まわし捨てる(ヤケド注意)もしくは、ボウルの上にガラス瓶を置き、満タンになるまで熱湯をそそぐ。お箸やスプーン等でひっくり返してお湯を捨てる
- 容器が乾いたら(完全に乾ききる前に入れたりもしています)カスピ海ヨーグルトを目分量で50㎖くらい投入(本当に目分量なので、かなり量は前後しますが失敗したことはないです)
- 500㎖容器いっぱいになるまで牛乳をそそぎ、ドーバーパストリーゼを吹きかけたスプーンで混ぜる
- 5~6時間フタをずらして放置
- 傾けて、トロミがあればフタをして冷蔵庫へ
消毒の時間がなければ、ドーバーパストリーゼ(さとうきびから作られたアルコールで、食品にも吹きかけれます)を吹きかけるのみ。これが良いのか分かりませんが、幼い頃からお腹が弱く、傷んでいるものなどを食べるとすぐお腹に不調のでる体質の私ですが、それでも問題なく、1か月半以上継ぎたせてます。
※ドーバーパストリーゼは、インスタやブログでも多々紹介されています。試しに使ってみたところ、これで台所周りの除菌や、靴の消臭スプレー、無添加のファブリーズ的なものや、無添加虫よけが作れたり、かなり汎用性が高いです!
ドーバー パストリーゼ 77 500ml <スプレーヘッド付き>
- 価格: 1080 円
- 楽天で詳細を見る
ドーバー パストリーゼ77 詰め替え (ノズル付) 5L×1個
- 価格: 3402 円
- 楽天で詳細を見る
継続して使うなら、大容量タイプが圧倒的にお得!
フタをずらすのは、中の菌が呼吸できるようにするためです。ティッシュやキッチンペーパーでフタをするのも一般的なようですが、雑菌が混入してしまうため、衛生面からあまりしない方が良いとのこと。カスピ海ヨーグルトを持ち帰った病理学者の家森先生は、フタをずらすことを推奨されています。
出来上がりは、気温によって時間が異なりますが、22℃で、約5時間がベストだそうです。
一回当たりの費用は、牛乳約450㎖(目分量ですが、カスピ海ヨーグルト50㎖程と牛乳450㎖)で作っているので、成分無調整1L税込み170円で購入しているので、ヨーグルト500gで約77円になります。
人からもらうのがベストだとは思いますが、種菌は少し割高なので、スーパーで売っていた『フジッコ カスピ海ヨーグルト 400g』が268円だったため、それを使用しています。作れば作るほど、原価が安くなり、我が家の節約生活になくてはならない存在になりました。
免疫力をあげてくれるだけでなく、美容効果、便秘解消、血もきれいにしてくれる効果があるといわれているヨーグルト、毎日食べて、健康にすごしたいですね!