toratousagiのブログ

節約&エコ暮らしがしたい主婦の雑記ブログ。「お金と時間をかけずに、生活の質をあげたい!」

カスピ海ヨーグルトの効果。完全栄養食に近いことに感動した話。

カスピ海ヨーグルトは、ヨーグルトメーカーいらずで、室温で無限に(雑菌だけ気を付ける必要があります)作れるため、ヨーグルトが食卓に並ぶ家庭では、ものすごい節約食材です。我が家でも、コストコでチチヤスヨーグルトや、オイコスを買っていましたが、今じゃカスピ海ヨーグルト一本です。

手作り面倒だな・・とすぐ既製品に頼りたくなるズボラな私ですが、クセがなくて食べやすいし、家に常備している牛乳や豆乳で作れるので、わざわざ買いに行かなくていいところも、お気に入りです。

 

正しい作り方が調べたいと思い、本を借りたら、美容・健康・長寿に関するものすごい健康効果が!!

 

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何故健康にいい?そのルーツからカスピ海ヨーグルトのすごさを知る

まず、カスピ海ヨーグルトが、地中海近くの、黒海とカスピ海の間にあるコーカサス地方で食べられているヨーグルトで、病理学者の家森幸男先生が日本に持ち帰ったのがルーツです。コーカサス地方は、世界有数の長寿国として知られていて、かつ健康寿命も長いのだとか!高齢者でも、現役で農業や牧畜の仕事をし、寝たきりや認知症など高齢者特有の病気が少ないのだそうです。興味深いですよね。

コーカサス地方、塩分の少ない美味しい食事や、大人数で楽しく食卓を囲む習慣なども、長寿の秘訣としてあげられていますが、 カスピ海ヨーグルトも大きく影響していると言われています。

 

完全栄養食に近いヨーグルト~100年以上の研究結果

ヨーグルトとビフィズス菌などの研究は、100年以上にもわたり、その効用が少しずつ解明されてきました。

その結果、ヨーグルトに足りないのは、鉄分・ビタミンC・食物繊維くらいで、ほぼ完全食に近い栄養バランスを持っていることが明らかになりました。

牛乳を乳酸発酵させると、その結果生まれた乳酸菌が、身体にいい働きをしたり、牛乳に含まれる様々な栄養素が吸収されやすい形になるのだそう。乳酸菌の他、良質のタンパク質やカルシウム、ビタミン、乳糖などが含まれていて、日々の食事に取り入れると栄養が沢山とれることがわかります。

 

他のヨーグルトとは違う?免疫機能を高めデトックス効果も抜群

他のヨーグルトと違い、カスピ海ヨーグルトには、クレモリス菌と呼ばれている乳酸菌が豊富に入っています。この菌は、ネバネバした物質を作り出し、それが免疫機能を高めたり、腸内の水分を保ち、便とともに有害な物質を排出しているのではないかと考えられています。

大腸は、食べ物とともに取り込んだり腸内で生成された有害物質(発がん性物質など)も、便と一緒に排出します。この大腸の働きを助けているのが、善玉菌で、逆に有害物質を作り出してしますのが悪玉菌。普段は、これらの菌が均衡を保っていますが、偏った食事・ストレス・加齢などにより悪玉菌が活躍する状態に。そこから便秘になりやすくなり、この状態が続くと、有害な物質がずっと大腸にいるので、大腸から有害物質が再吸収されて血液が汚れていき、シミ・しわ・肌荒れはでてくるし、がん等にもなりやすいと言われています。

腸内環境が長生きにつながるという研究結果が出ているほど、腸内環境は大事なんですね。

お通じがよくなると、有害物質が排出されて、ガンなどの病気予防にもなり、血液もきれいになって身体の機能が健康的になる効果が期待できます。

さらには、体内にウイルスが侵入するとと戦うためにインターフェロンが生成されますが、ヨーグルトにはインターフェロンを作る細胞を活性化させる効果があり、ウイルスにも強い身体にしてくれるます!

 

まだまだあるヨーグルトのすごさ!血圧上昇を抑えてくれる効果まで?!

日本人に多い高血圧。動脈硬化により心筋梗塞や脳梗塞そこからの認知症など、日本人に多い深刻な病気です。介護施設で働いていた時も、その病気は、高齢者の皆さん持っていてあたり前くらいの勢いでした。皆なる可能性があるということなら、日々の予防が大事ということが分かります。

この病気の要因に、日本人の塩分量の多い食事(1日平均12~13g)が指摘されていますが、この塩分量を1日7g(WHOの定める基準は6g)にしたら、世界60の地域で、脳卒中や胃がんの死亡率はゼロになるという結果もあるくらい、塩分量を気を付けるのは大事なようです。

摂ってしまった塩分を出してくれる方法は?

そこでヨーグルト。ヨーグルトには、カリウム・カルシウム・マグネシウムは豊富に含まれています。カリウム・カルシウムは、腎臓で余分な塩分を出し、マグネシウムは、細胞内に塩分がたまらないようにしてくれるので、血圧上昇を抑えてくれるのです。

さらに、カルシウム不足といわれている日本人ですが、カルシウムが不足することも、血中カルシウムが血管に付着して、血管壁が狭くなり、結果的に血圧をあげてしまいます。何よりこのカルシウム、身体に吸収されにくいという難点があります。しかしヨーグルトには、カルシウム吸収を助けてくれる成分だけでなく、ヨーグルト自体に沢山含まれるカルシウムは吸収率70%以上になると言われています。

 

血中コレステロールまで減らし、血液さらさら

コレステロール値が高くて悩んでいる人は、多いのではないでしょうか。

悪玉コレステロール値が高いという悩みはあるのではないでしょうか。私の親も、悩んでいます。なんとヨーグルトは、コレステロール値にも良いのだとか。

コレステロールは、身体を作る大事な栄養素のひとつですが、身体の中で余ってしまうと、血管の内側にたまってしまいます。つまり血管が固くなる動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などになりやすいといわれています。

ヨーグルトの乳酸菌には、この血中コレステロール値を下げる効果がある、という研究結果が出ているんです。クレモリス菌にはネバネバした物質があり、これが腸内でコレステロールを吸着して、排出しているのではないかと考えられています。

↑スーパーで、すでにヨーグルトになっているものから作ると安価で手軽ですが、スーパーに置いていない場合は、こんな種菌もあります^^

 

驚くべき、カスピ海ヨーグルトの健康効果!!

これらの事実を知って、我が家では、この魅力からは、もう離れられません。

 

まとめ

感動したことが多すぎて、長くなりましたが、カスピ海ヨーグルトは、もっともっと研究効果なども挙げられていて、信頼性の高い食材だと感じています。

完全栄養食に近いことや、血管さらさら効果、免疫力強化、その他もろもろ感動しました。

これが牛乳1L、170円で作るとしたら、500gで77円。半分を豆乳に変えればもっとリーズナブル。半分を豆乳に変えても、ゆるめのヨーグルトになり、豆乳が苦手な主人も、豆乳とわからなかったくらい。これだけ健康効果の高いヨーグルトを安く作れるなんて、最高!!

もちろん、カスピ海ヨーグルトだけでは不十分なので、バランスよく食べることが大事!と家森先生も著書でおっしゃっています。

我が家では、いつもトイレの長い旦那のお通じがよくなったり、皆の肌つやがよくなったり、節約食材としてだけでなく、いち健康食品としても、大活躍しています^^